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エマヌエル・ヌネス(Emmanuel Nunes, 1941年8月31日 - 2012年9月2日)は、ポルトガル出身の現代音楽の作曲家。
小さい頃に小児麻痺をわずらい、足の自由はほとんど利かなくなった。
UNESCO国際作曲家会議で優勝するなど多くの受賞歴がある。ダルムシュタットの講師の常連であり、パリ音楽院の教授を長らく務めていた。晩年に至るまでポルトガル音楽界の重鎮として、創作活動を慎重に行った。
当初はポスト・セリエルの様式で作曲を進めていたが、次第に音色と空間へ関心が移る。演奏家をさまざまな場所に配置したりライブ・エレクトロニクスを駆使するなど、音楽性を拡張していった。
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